旬の食材や特産品が開運のきっかけに! 風水鑑定士がオススメする食事法とは?

私たちが生きていくうえで欠かすことのできない「食事」。健康的な食生活が重要なことは、誰もが理解していることだと思います。しかし、風水と食事にも密接な関係があることを知っている方は、少ないのではないでしょうか。風水鑑定士としてさまざまなメディアで活躍する小西紗代さんは、普段の食事の中にも、開運につながるきっかけがたくさんあると言います。詳しく解説していただきました。

小西紗代 プロフィール

風水鑑定士小西紗代のプロフィール
小西紗代 プロフィール

風水鑑定士、整理収納アドバイザー、生前整理アドバイザー準一級認定指導員

幼稚園教諭を経て、整理収納アドバイザー1級、風水鑑定士の資格を取得。2011年夏より整理収納サロン「神戸のちいさな収納教室」を主宰。整理収納・風水・Evernoteを用いた21世紀の開運収納を伝えるセミナーや雑誌、テレビ、ラジオでも幅広く活躍中。
著書に『さよさんの片づけが大好きになるベストアイデア』(宝島社)、「さよさんの『物の手放し方』事典(講談社)等、多数。
http://fino-life.com/  

風水鑑定士の小西紗代です。風水では、食材や食事の仕方に気を付けることで、運気を呼び寄せることができると考えられています。今回は、風水と食事の関係や開運につながる食材、食事法などをご紹介していきます。

風水と食事の関係

風水と食事の関係

五感が喜ぶことを積極的に取り入れることで、自らの心身や周りの環境が整えられ、開運につながる。この考え方が風水の根幹となっています。食事は味覚のみならず、視覚や嗅覚などにも良い刺激を与えてくれるので、住環境と同じくらい気を使うべきことなのです。
開運のポイントは美味しく、そして、楽しく食事を取ること。心地良いポジティブな状態で料理を味わうことで、食材が持つパワーを吸収しやすくなり、五感にも良い刺激を与えることができます。忙しくて普段の食事を作業的に済ませている方もいらっしゃるかと思いますが、できる限り、美味しく楽しく食べるように意識してみてください。

旬の食材や特産品を味わうことが開運につながる

旬の食材は、五感にとって良い刺激や生きていくうえで必要なパワーを与えてくれる

旬な食材は、季節にあった調理をすることで、美味しく食べられるだけでなく、健康を維持しやすくなると言われています。たとえば、夏に旬を迎えるキュウリやトマトなどは、体を冷やす働きがあり、火を通さず食べれば暑い日でも快適に暮らしやすくなります。冬が旬の大根は、煮て食べることで、体が芯まで温まります。旬な食材は五感に良い刺激を与えてくれるだけでなく、人間が生きていくうえで必要なパワーを秘めた食材なのです。初物(はつもの)も縁起が良い食べものと言われていますね。初物は、季節に先駆けて出荷される農作物や漁獲物のことで、昔から「食べると寿命が75日延びる」と言われるほどの開運食です。

また、各地の特産品を食べることもオススメしています。特産品は、その土地の気候風土だからこそ豊かに実る食材です。その土地が持つ自然のパワーを存分に受けて美味しく育つわけですから、体に取り入れることは、風水の観点から見ても大変良いことと言えます。もちろん味も良いので、各地に旅行する際は、特産品を目と鼻、そして舌で楽しむように心掛けましょう。

風水鑑定士がオススメする食事法

お気に入りの食器を使って食べる

お気に入りの食器を使うことで食事の満足度がアップする

高級感のある食器やお気に入りの食器を使うと、視覚に良い刺激を与えられるので、より食事を楽しむことができます。しかし、高級食器は来客用として、普段使いされていないお家が多いので、少しもったいないと感じてしまいます。普段使いに抵抗があるのであれば、ご家族の誕生日やお祝いごとのある日、大好物をつくるときや仕事がうまくいったときなど、ちょっとした特別な日に使ってみてはいかがでしょう。食事の満足度が大幅にアップするはずです。

想いがこもった料理は開運につながる

想いがこもった料理は開運につながる

外食や出来合いの総菜などが悪いわけではありませんが、風水的には手料理が一番オススメです。料理は愛情という言葉があるとおり、大切な人への想いがこもった料理は、ポジティブなパワーが込められたもので、味の好みや健康にも配慮することができます。特に旬な食材や特産品を使った手料理は、最強の開運食と言っても過言ではないでしょう。

運気を呼び込むために押さえておきたい! 食事のNG例

NG例①レトルト食品を多用する

プラスチックの袋に封入されたレトルト食品は「火」の気を持つ

調理をする時間がないときに、レトルト食品を食べられる方は多いと思いますが、現在の風水ではあまり良くないとされています。レトルト食品のカレールーやハンバーグなどは、プラスチック加工された袋に封入されていることが多いからです。風水では、「木」「火」「土」「金」「水」という五行思想のもと、万物を5つの要素に分け、調和させることを目指しています。レトルト食品の場合、プラスチックの持つ「火」の気と料理の持つ「火」の気が合わさって、五行のバランスが悪くなってしまうと考えられているわけです。

NG例②欠けた食器やプラスチックの食器を使う

欠けた食器はそのままにせず、金継などをして修復する

風水では、本来あるべき姿ではないもの、つまり、壊れたものやなにかが欠けたものには、陰の気が流れていると考えられています。なので、欠けた食器やひび割れた食器などをそのまま使うのは良くありません。新しいものに取り替えましょう。仮にお気に入りの食器が壊れてしまったら、破損部分を漆(うるし)で接着し、金属粉で装飾して仕上げる「金継ぎ」や「銀継ぎ」で修復すれば、問題なく使い続けることができます。クリスタルガラスが欠けてしまったら、専門業者で研磨してもらうと良いでしょう。
また、プラスチックの食器は「火」の気を持っているので、レトルト食品と同じ理由で使用を控えるのが無難です。気の性質を考えると、オススメなのは陶器の食器。陶器は「土」の気を持ち、料理の「火」の気と合わさることで、お互いを活かし合う効果を生み出すと言われています。

NG例③食事中にスマホを操作する

スマホを操作しながらの食事は料理に集中できないのでNG

スマホを操作しながらの食事はNGです。料理はまず目で見て楽しみ、鼻で匂いを感じて、舌で味わうのが良いとされています。食事の満足度には、視覚の情報が大きく影響しているという研究もありますので、しっかりと料理に集中した方が、五感に良い影響を与えることは間違いないでしょう。ちなみに、私の考えではテレビを見ながら食べるのはアリです。スマホは画面が小さいうえに、細かい操作が必要なので、食事を味わうことに意識が及ばず、どうしても集中力がそがれてしまいます。一方でテレビは、ある程度距離を置いて見るので、景色の一部ととらえることができますし、耳だけで聞いているときもあります。テレビを付けることでご家族との会話が弾み、楽しく食事できるのであれば大いに活用しましょう。

風水鑑定士がオススメする食事法 まとめ

食事は風水においても、五感に良い刺激をたくさん与えてくれる素晴らしい行為です。忙しいなかでは食事をゆっくり楽しむことは難しいかも知れませんが、心にゆとりができたときは、開運につながる食事を意識していただければ幸いです。

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